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おむつに頼らない排泄介護術 青山 幸広

健康な私たちは,普段何気なく行っていることの一つ「排泄」について考えるのにとても役に立つ一冊です。病気や障害,老いによって日々の暮らしに介護が必要になったとき,「排泄」は自分でしたいと思う方が多いと思います。 それだけ「排泄」は,「食事」と…

ここ―食卓から始まる生教育 内田美智子・佐藤剛史

行橋の助産師である内田 美智子さんの「ここ 食卓から始まる生教育」という本を読みました。 保育園のお母さんのおすすめで貸してもらったのですが,読み始めてびっくり。 それはそれは深く考えさせられる一冊でした。 産婦人科という命に向き合う場所で働く…

10. もっと自由に母乳育児 マニュアルより赤ちゃんとの「対話」を 山西みな子著

仕事を始めるにあたって,母乳育児を続ける勇気を貰える一冊。 引用したい箇所は沢山あるのですが・・・ 授乳ということを,排尿すること(からだの排泄作用)と同様に考えてみてください。仕事を妨げるほどのことはないでしょう。働いていても大丈夫,母乳…

09.母になった女性のための 産後のボディケア&エクササイズ(吉岡マコ)

一人目・梅男を産んだとき,自分の身体に対する意識がとても低く,セルフケアの概念すら持っていませんでした。解剖・生理・運動学の基礎を一応学んだにも関わらずです。 知識と経験が結びついていない良い例でしょうね。著者は,産後の母親に必要なのは,産…

08.「作業」って何だろう―作業科学入門(吉川ひろみ)

「作業科学」について平易な日本語で読める入門書を再読しました。価格もお手ごろだし,本当にお勧めの一冊です。 医療の中の作業療法士の間ではあまり前面に出てこないとされる,作業における「文脈」や「主観的意味」の大切さを訴えています。 この本の中…

まとめて

04.ちいさなかがくのとも2009年2月号のっていこう(木内達朗作) 休日に親子でバス〜電車〜ロープウェーと乗り継ぐお話。 乗り物好きな梅男受けは良いです。 保育園で購読している月刊配本。05.あさですよ よるですよ(かこさとし) 月刊配本で我が家にやっ…

03.オニババ化する女たち(三砂ちづる)

随分前に話題になった一冊をやっと手にする機会を得て読みました。 読み始めるとすいすい読めて,一言で感想を言うならとても面白かったです。この本のレビューはアマゾンで見ても本当に賛否両論あるのですが,とてもデリケートで語りにくい部分をテーマに取…

骨盤メンテ

二人目妊娠中は,フルタイムで仕事をしていたのもあり,お尻(仙腸関節周囲)の痛みが辛かったです。 今回の妊娠でお腹が大きくなってきたころから,渡部信子氏考案のトコちゃんベルトを使い始めました。お尻の部分が痛くて,恥骨部の痛みは無かったので,お…

02. とらっく とらっく とらっく(渡辺茂男作 山本忠敬絵)-2009.1.14

この絵本も梅男はお気に入りの一冊です。男の子でも,働く車が大好きな子にイチオシの絵本。貨物トラックが荷物を運ぶお話なんですが,工事現場や消防自動車,救急車など,働く車が豪華出演しています。(ASIN:4834000648) はてな年間100冊読書クラブ

01. おまえうまそうだな(宮西 達也)-2009.1.13

クリスマスにサンタから梅男が貰った絵本のうちの一冊。保育園でも恐竜が流行っていて,梅男も恐竜に興味深々です。この年末年始にかけて,我が家の寝る前に読む絵本で一番出番の多い絵本。この人の絵本はけっこう人気があるのですねぇ。子どもが気に入る本…

はてな年間100冊読書クラブの自分用ルール

はてなグループをうろうろしていたら,はてな年間100冊読書クラブという今の私にぴったりなグループを発見。 時期も年初めでちょうど良いし,これはやってみようと思い,参加表明させて頂きます。 以下,自分用のルール。 目標 30冊 期間 3ヶ月 終了日 2009/…

「ソフロロジー」なら出産の不安が喜びに変わる―フランス発の超・出産法

ソフロロジーという言葉は,ラテン語で心や意識の平穏,平和についての学問という意味だそうです。 分娩=恐ろしい痛みという恐怖や不安がある人に対して,痛みは子どもが生まれてくるのに必要な痛みであり,自分の筋肉の緊張と弛緩の状態を把握してコントロ…

アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ワニのNEW新書)

著者はギリシア哲学が専門の哲学者で,自身の子育ての中で,アドラー心理学に出会ったと書かれてありました。 フロイトやユングと同じ頃に活躍したウィーンの精神科医アルフレッド・アドラーの人となりについて,そしてアドラーが構築した個人心理学=アドラ…