10. もっと自由に母乳育児 マニュアルより赤ちゃんとの「対話」を 山西みな子著

仕事を始めるにあたって,母乳育児を続ける勇気を貰える一冊。
引用したい箇所は沢山あるのですが・・・

授乳ということを,排尿すること(からだの排泄作用)と同様に考えてみてください。仕事を妨げるほどのことはないでしょう。働いていても大丈夫,母乳育児は望みどおり継続させられます。

それは在宅中だけ,頻繁に短時間のみ授乳したらよいのです。

(中略)

代用乳を昼二〜三回与えたからといって,完全母乳主義のメンツが潰れたなどと悲観しなくてもよいほど,赤ちゃんは,「母乳ッ子」の良さを十分発揮して育ってゆきます。
p.33〜34

また,仕事中には,負担になる搾乳をしなくても,三時間おきに「圧抜き」をするだけで良いとも書かれています。
「圧抜き」については,以下の部分に書かれていました。

圧抜きは,両脇の下から胸の中央側へ向け乳房を軽く押し上げます。そのあと服の上からでよいのですが,目安としては,乳輪部のあたりと思しきところに人さし指とおや指をそっとおき,胸の中心側へ向けてそっと押し付けたあとで,指の腹と腹を軽く打ち合わせます。
(中略)
この方法を講じていると,およそ一週間後には,昼間は乳房が張らなくなります。
(中略)
こうして朝晩と,夜,入眠時(十一時ごろ)と,ふと目覚める午前三時すぎ頃に授乳をしているだけで,らくらくと続けられます。
p.36

自分の赤ちゃんによく向き合うことが大切なんですよね。(ASIN:4540950185

もっと自由に母乳育児―マニュアルより赤ちゃんとの「対話」を (健康双書)