ベビーキャリー

梅子はまだ首が据わっていないので、抱っこ紐はベビースリングを利用しています。
主に、梅男の保育園の送迎時に、車から保育園の間に使用。
梅男が赤ちゃんの頃に自分で製作したリング有りスリングです。

当時は、スリングがネット上に出始めたばかりのころで、使い方もネット情報を元に試行錯誤しつつ使っていました。当時は首すわり前の赤ちゃんを抱っこするのは主に横抱き(ゆりかご抱き)とされていて、梅男も首がしっかりしてくる頃までは、横抱きにしていた様に思います。
梅子に使う前に、復習にと、ネットでスリング情報を見ていると、スリングを扱っている業者数社でベビースリング協会という団体ができていました。
そちらのブログを見ていると、赤ちゃんが三ヶ月前までは横抱きではなくて股関節(脱臼を予防するため)をM字に開ける様な寄り添い抱き(ベビースリング協会が言う「基本抱き」)が推奨されていました。

確かに、梅男のころ、外に出かけてみると、ベビースリングを明らかに変な方法で使っている人をよく見かけました。最近でもそうです。
というのも、ベビースリングを使うのは、案外難しいんですよね。

まず、子どもの抱き方に慣れていない人の場合、抱き方からよく分かりません。
赤ちゃんを抱き慣れている人の場合、その抱き方に、さらにスリングの布で母子の身体を密着させるという感じなので、それほど難しくないと思います。
現代では自分の子どもを産むまでに、赤ちゃんを抱っこした経験のある人が少なくなったと言いますから、いきなりスリングを使って抱っこするというのは難関になってしまうのかもしれません。

また、リング無しスリングの場合、スリングの大きさが母子のサイズに合わなければ抱き方も悪くなるし、リング有りの場合でも、テールを使ってポーチの大きさを調節するというのも結構難しいものです。

ベビースリングは上手に使いこなせば、本当に役に立つものなのですが、商品は以前に比べて手に入り易くはなりましたが、使いなれるまでが難しいんでしょうね。

昔ながらのばってんおんぶ紐も、使いこなすのが難しいとされますが、今まではきちんと伝承されてきているのですから、面白いです。

説明書やマニュアルを見るだけでは習得は難しくて、やはり、実際に使いながら上手になっていくのかもしれません。
そういう意味では、ベビースリングを上手く使いこなせていないお母さんは、やり方を修正するチャンスを失っているのかもしれません。
なかなか身近な人でなければ、アドバイスができなかったりしますし、その辺は難しいですね。

梅子の場合に話を戻すと、横抱きだと、股関節をしっかり開いた抱っこができているか、少し不安なので、寄り添い抱きをしています。
ただ、この寄り添い抱きが、私のやり方の場合、結構ツライです。
身体の密着度がやはり少し落ちてしまうので、母側に負担が少しかかってしまいます。
私のやり方と、スリングの状態にもかなり左右されることだと思いますが。

首がしっかり据わってしまえば、おんぶがメインになってくると思います。
おんぶ紐は、手作りの背当て付きばってんおんぶ紐が一つ、へこリングが一つ(製作中)ありますが、梅男の時は、おんぶが上手くできていなくて首が絞められる感じがして、スリング抱っこがメインでした。
ただ、今回は二人目なので、抱っこよりしっかりおんぶしたいという希望があります。

保育園の送迎時、結構保育園での滞在時間が長く、他の園児からの接触・接近が多いので、がっちりしたものが欲しいという希望もあります。

ということで、新たな抱っこおんぶ兼用のベビーキャリーが欲しいと思う様になりました。