Beco Butterfly 2装着について

これを使い始めて,何点か気付いた点があります。

まず,赤ちゃんの位置について。
なるべくお尻が高くなった方がより安定しています。昨日の私の写真の抱き方では少し低いかもしれません。

兵児帯でのおんぶの良いところは,お母さんの身体と赤ちゃんの身体が,「面」でぴったり重なり合うことで,お互い楽におんぶできているというところだと思うので,このBecoの前抱っこの場合も,同じ原理を利用してやってみると良い様に思います。
ちょうどお母さんの胸の下,おへそ辺りを赤ちゃんの足がまたぐ様な位置が良かったです。


抱っこするときは,私の場合,腰バックルをまずおへそのやや上辺りでしっかり装着して,その次に後部の肩バックルを締めて,肩ベルトをゆるめて装着。
赤ちゃんの入る部分の空間は,左側だけ肩の部分でバックルを留めておいて,右側は大きく開けて,そこへスリング寄り添い抱きを入れるときの要領で入れます。ちょっと慣れるまで練習が必要です。
(参考 ベビースリング愛好会 寄り添い抱きurl:http://babysling-user.net/usage_variation-03.php

赤ちゃんをおへその辺りの布の上へお尻をおいてまたがせつつ,becoの後の布をずり上げます。
左肘の内側で赤ちゃんの首辺りを抱え込みつつ,右側の肩のバックルを留めてから,肩ベルトの調節に入ります。
この肩ベルト調節が,私的には難しい様に思いますが,今のところ感じている要点はこちら。

  • 赤ちゃんを入れる前は,程よく緩めておいて,赤ちゃんが入る部分の布を下方向へ下げておく。
  • 赤ちゃんが入った後は,肩ベルトのひもを少し締めつつ,肩パッドの部分を後へ少しづつずらしながらベストポジションを探す。同時に赤ちゃんの首を支えつつ,お尻を持ち上げながら位置を調節しています。


リュックを背負うとき,肩に紐をかけ荷物を下げるイメージがありますが,そうでは無くて,抱っこやおんぶをするときの身体の使い方としては,荷物を身体の上の方で密着させて,自分の重心は落とすことが大切になってくると思います。
もちろん,赤ちゃんを抱っこ・おんぶしている間は,腰を痛めない様に,前かがみになることは避けて,膝の屈伸を使います。足裏がしっかり床についていることを意識すると良いかもしれません。

当たり前なのですが,becoも所詮道具の一つなので,上手に使いたいと思います。